食品素材の記事

オリザ油化、マキベリーエキス(Delphinol)の臨床試験で肌のくすみ・色ムラ改善作用を確認

オリザ油化では、ドライアイおよび光障害抑制作用・眼精疲労改善作用等を訴求した機能性食品・化粧品素材「マキベリーエキス(MaquiBright)」とともに、別ブランドの「マキベリーエキス(Delphinol)」では強い抗糖化化作用を見出している。

このたび新たにDelphinolを用いた美容に関する臨床試験を行い、肌のくすみや色ムラを改善する作用を確認した。

健常人女性16名を対象としたプラセボ対照群間比較試験で、Delphinol(60 mg/日)またはプラセボを8週間継続摂取させた。測定は摂取前、4週後、8週後の3回で、顔の色味(色相、彩度、明度)、色素沈着の数と面積、赤みの数と面積、しわの数と長さ、キメ、水分、油分、経皮水分蒸散量、コラーゲンスコアおよび真皮の厚み、肌の弾力を測定した。

その結果、顔面の「彩度」変化量および、「薄い赤みの面積および濃い赤みの数」変化量についてプラセボ比で有意差を持った改善効果がみられたことから、顔のくすみ改善効果や肌の色ムラ改善効果が示唆されたと考えられた。

同社ではアイケア訴求のマキベリーエキス(MaquiBright)のブランド開拓はもちろん、マキベリーエキス(Delphinol)について美容訴求でさらなる展開を目指す。なお、この臨床試験結果は特許申請中とのこと。

関連記事

  1. スイス・ホーファー社ナラの木由来の特許素材「ロブビット」の供給へ…
  2. オメガ6脂肪酸を規格化した安定性の高い粉末素材を上市
  3. ラティーナ、マカの食品利用拡大とミックス原料「南米パワー4」を提…
  4. 米糠に含まれる新規成分「アシルグルコシルセラミド」を世界で初めて…
  5. シャンピニオンエキスは、アンモニア・p-クレゾールの減少により腸…
  6. 蝶理、高麗人参を美肌向け素材として提案
  7. ウエノフードテクノ、抹茶食品などの変色を抑える製剤を開発
  8. 一丸ファルコス、食品原料のプラセンタパウダー規格に「エクソソーム…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2024 出展者募集中

PAGE TOP