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食品開発展 閉幕-出展企業・製品を振り返る

10/4~6に東京ビッグサイトで開催した「食品開発展」は、多数の皆さまにご来場いただきました。ありがとうございました。ここでは、編集部が注目した企業・製品の紹介をいたします。

●乳製品を取り扱っているラクト・ジャパンは、機能性乳原料など特徴のある製品を展示。ブースに大きな牛がいらっしゃいました。

●DM三井製糖はパラチノースの新たな機能性を発表。パラチノースは持続性エネルギーとしてスポーツ分野に浸透してきていますが、脳機能(集中力)にも効果があるデータが出されました。

●マウンテックは、処理時間の大幅短縮に貢献する高効率な混合・粉砕・分散・乳化装置を紹介。処理物に強力かつ適切なせん断力を加えるために最適化されたデザインで処理時間を劇的に短縮、バッチ処理だけでなく連続生産に適したインライン混合も可能です。

●メータージャパンは、独自技術で迅速・正確・簡単に水分収着等温線測定を可能にする「AquaLab VSA」を紹介。食品のレシピ開発や生産、保存に関わる規格を決定する際の重要な指標として存在感を高めています。

●メディカテックは、微生物検査用シャーレ混釈装置や微生物検査用試験管希釈装置、食品微生物検査用などフィルム培地自動分注装置など、ユーザーの生産性を最大化する各種自動化ソリューションを紹介していました。

●トップ堂は、内容物のカビや酵母の発生を防ぐ防カビパッケージを紹介。従来のフィルムパッケージ仕様はそのままに、世界初の新技術カビナイコートを加えることによって、カビや酵母の発生を防ぐことが出来ます。

●共同印刷は、商品容量に最適な容器「サイズ」を紹介。液体、粘体の食品の容量やサイズ展開の見直しの際には大容量ボトルからミニパウチまで提案いたします。

●ソニーは独自技術による「におい提示装置」を展示。最大40種類のにおいが簡単に取り扱いできて、良い香りもオフフレーバーも様々に嗅ぐことができます。

●高田香料は、マスキングフレーバーや機能性香料などを提案していました。フレーバーを使った美味しい飲料設計に役立つ試飲もありました。とても繊細できれいな装飾が印象的でした。

●キトサンやグルコサミンを取り扱っている甲陽ケミカルでは、殻をきれいに保存したカニが展示されていました。

●林原では、プラントベースフードの設計に役立つ素材はもちろん、卵を減らしても美味しさや見た目をサポートできる素材の利用方法を紹介していました。林原は、来年4月1日より社名変更し、「ナガセヴィータ株式会社」となります。

その他大変興味深い素材・技術が多数出展されていました。

来年の「食品開発展2024」は、10/23(水)~25(金)に、東京ビッグサイト西1,2,4ホール&アトリウムにて開催いたします。

素材や技術・機器をお取り扱いの企業様にはぜひご出展をお考えいただきたいと思います。来年の出展申込み等につきましては、食品開発展のホームページに近日公開予定です。

食品開発展⇒ https://hijapan.info/

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