関連トピックス

境港工場の被災事故のお詫びと概要を報告

甲陽ケミカルは、鳥取県境港工場(キトサン製造ライン)にて17 日午前 8 時 53分頃に発生した同社社員の被災事故について、第一報となるお詫びと概要を報告した。

同社の報告によると、稼働前点検のため同社社員が反応槽に入ったところ、異変を感じて直ちに脱出しようとしたものの、そのまま意識を喪失し当該反応槽内に転落。救出のために中に入った別社員も同じく意識を喪失して転落してしまった、という。両名は救急搬送の上、懸命な治療対応が行われている。

今回の事故ついて、現在、社を挙げて原因究明に取り組んでおり、調査チームを設立し、関係各庁の指導を仰ぎながら事実確認を進めている。

反応槽は実況見分のため稼動を停止中。捜査機関からは他機器の稼動については問題ない旨が伝えられているものの、専門家及び関係各庁の指導を仰ぎ、安全性の確保を第一に再稼働を決定する予定、としている。

引き続き、情報共有を行いつつ、安定的な供給の維持を図っていくとし、グルコサミンやキトサンなど在庫品に関しては今まで通りの出荷対応をする。

再発防止に向けた全社の取り組みを一層強化し、一刻も早い原因究明に努め、関係省庁の指導も仰ぎ適切な対応を実施していく、としている。

関連記事

  1. 2024年第3四半期の豆乳類生産量、前年同期比103.4%と伸長…
  2. 食品と開発 ニュース デュポン ニュートリション&ヘルスが、新たに「ニュートリション&…
  3. シュガーエステル製造を2拠点に
  4. デュポン、プロバイオティクス発酵製造設備を拡張、供給能力がさらに…
  5. 林原、来年2月に“食の安全・健康情報”に関するセミナーを開催
  6. 一丸ファルコス、公式スマートフォンアプリをリリース
  7. 「舌での押し潰し」「のど越し」を再現した新食感評価法など開発を加…
  8. 三菱ケミカルグループ、麹菌由来の代替肉を提供する米国スタートアッ…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】
(食品と開発編集部)

 

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

 

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025

PAGE TOP