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「Nootropics」界注目の新素材

今「Nootropics」分野でその潜在能力を注目されている2つの食品素材がある。グアユサとヤマブシタケだ。Nootropicsとは、気分が良くなる、集中力を高める、生産性を高めるなど認知機能を強化することが期待される製品のことだ。アメリカではカテゴリーとして認知され始めている。

グアユサは、エクアドルのアマゾンに生息する常緑樹だ。抗酸化作用が非常に高く、天然のカフェインを含むためアマゾンのスーパーリーフと呼ばれる。現地では日常的なドリンクとして扱われている。
機能性のある原料等を扱うAFS社(米テキサス州)は、グアユサの一定の食品、飲料への使用に関してFDAから「GRAS」の認定を受けた。同社はグアユサを原料とした「AMATEA MAX」というドリンクパウダーを販売している。「興奮を抑える、スタミナを高める、集中力を高める」効果を謳っており、「仕事、スポーツ、ゲーム」に良いとPRしている。中でも、「ゲームへの集中力を高める」ということを大々的に宣伝しており、ゲームを趣味、または仕事としている人に訴求している。

ヤマブシタケは、ヘリセノンとエリナシンという成分が、記憶力や認知機能の向上に良いとされている。AFS社は、ヤマブシタケから抽出した「AFS Lion’s Mane」で「GRAS」認定を受けており、ヘリセノンやエリナシンだけでなく、たんぱく質なども含まれる多くの機能のある原料だ。

「Nootropics」という言葉は日本ではまだ聞き慣れないが、集中力の向上などの機能を持つものを指す。仕事、勉強中などに食べることを推奨するような菓子、飲料は日本でも増えている。また、キノコ素材は健康食品から一般食品まで広く活用が期待され、海外の食品関係の展示会でも注目を集めている。どちらも今後の食品素材として注目だ。

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