海外ニュース

カカオの価格 さらなる高騰の危機

International Cocoa Organization(ICCO)は、今シーズンのカカオの生産量が前年に比べて約11%減少するとの予測を発表した。それに伴い、カカオの価格の高騰が予測されている。ICCOは、カカオの生産量が減少する理由について、気候、害虫や病気、果樹園の老朽化が主だと述べた。

カカオの主な生産地であるガーナやコートジボワールはエルニーニョ現象の影響で季節外れの気温、大雨などに悩まされ、農家は打撃を受けている。中央アフリカや南米の生産地では、生産量に大幅な減少は見られないという。

病気に関しては、カカオスウォーレンシュートウイルスが生産量減少の原因として特に言及されている。この病気に感染したカカオは芽の肥大化、葉の変色、根の壊死など甚大な被害を受ける。

カカオ製品、また関連企業への影響が懸念される。

アメリカにおける食品安全評価の方向性の不一致

ヘルシーナビ、プニカ酸(オメガ5)を高含有するザクロ種子オイルの取り扱いを開始

関連記事

  1. 高吸収性ケルセチンのアレルギー改善で機能性表示食品にチャレンジ
  2. ステビア原料相場が急騰
  3. ケリー・ジャパン、各種由来の植物たん白・ペプチド製品、特に米ペプ…
  4. “手軽な菌活”向けの商品開発におすすめの乳酸菌発酵粉末
  5. millet 女性の薄毛の悩みに応える キビ種子由来の育毛素材
  6. 美肌のための新素材発売-センテヴィータ
  7. 小川香料、体をあたたかく保つウィンターセイボリーエキスを拡販
  8. 北欧産ベリー5種類のミックス粉末が好評

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
資料請求は【こちら】

■2025年予定
・12月1日(月)~8日(月)
Fi Europe/ルサッフル社訪問/欧州市場調査(パリ、ブリュッセル、ロンドン)

■2026年予定
・3月3~6日 米国
Natural Products Expo West

食品開発展2026

PAGE TOP