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機能性素材の普及、甘味食品の試験検査業務を活動の軸に

一般社団法人甘味食品試験センターは23日、令和4年度定時総会を開催した。昨年6月1日に菓子・食品新素材技術センターから名称を変更して以来、2回目の定時総会。活動のベースとなる総務事業、試験検査事業、食品素材事業を3本柱に、展示会への出展等を通じて機能性食品素材の普及啓発を図るほか、会員ならびに一般からの甘味および各種食品の試験・検査・調査業務を実施し、理化学検査項目として1,000件の受託を目指す。

総会にあたり、山本正次代表理事は冒頭のあいさつで「昨年甘味食品試験センターとして再出発して早一年が経過するが、活動としては依頼分析を中心に展示会などへ出展して会員会社の素材の普及を行っている。ロシアのウクライナ侵攻に端を発した世界的な混乱が続き、諸物価の高騰でまさに先が見えない状況のなか、地道な活動をコツコツと積み重ね、時代に即した役割を果たすべく活動を続けていく」と今後の意気込みを語った。

令和3年度末の会員は、企業会員39社、団体会員6団体、個人会員4名で構成。内閣府、消費者庁、農林水産省、厚生労働省など関係官庁ならびに関係団体から収集した関連情報を会員各社に向けて速やかに伝達するほか、新たな取組みとして会員の法人活動や甘味食品の種々の知識などを紹介する「スイートフォーラム」を創刊する(8月発刊予定)こととなっている。

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