大手食品・医薬品メーカーや大学などが共同で、食品と医薬品の相互作用に関する調査・研究に乗り出す。食品・医薬品メーカー51社が会員として参加する健康日本21推進フォーラムは今月7日の総会で、相互作用研究を今年度活動計画の1つとして挙げた。食品と医薬品の相互作用に関するデータベース構築を進める城西大学薬学部と同フォーラムの会員企業が連携し、1,000サンプル以上の事例を収集するほか、相互作用に関する研究を推進していく。近年、薬剤を服用する患者がトクホや健康食品を利用するケースが増えている一方で、薬剤との相互作用に関する研究は遅れている。トクホの審査等でも問題視されており、組織的な情報収集・管理などの早急な対応が求められている。
健康産業オンライン
食薬相互作用研究、産学共同で始まる【1155号】
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