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別冊 沖縄 ~沖縄健食市場を徹底検証~【1155号】

沖縄健食市場、250億円に向け始動
周囲を青い海で囲まれた自然豊かな南国の地、沖縄。“健康長寿国=沖縄”という圧倒的なブランド力を背景に、沖縄健康食品市場は、右肩上がりの成長を遂げた。平成11年には100億円を突破、平成16年には200億円の大台に乗るなど、わずか9年で約10倍に急伸した。しかし、県産品が全国へ広まり、普及された一方で、廉価品や粗悪品が増加。また、本土企業の参入増加、産地表示問題など複数の要因が重なり、ここにきて市場は、足踏み状態となり、踊り場の局面を迎えている。こうした中、各社、独自色を打ち出した商品開発、マーケティング戦略、販売チャネル開拓、観光産業とのコラボレーション、アジアをはじめとした海外進出――など、“沖縄ブランド”に依存しない、新たな取り組みを積極的に行っている。県も健康産業を重点産業の1つとして掲げており、多方面より支援を行っていく姿勢だ。再構築に向けて始動する沖縄健康産業を探る。

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