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【オーツ麦】ミルクは嗜好飲料化、食品は主食領域へ拡張

植物性ミルク市場でオーツミルクの存在感が高まっている。カフェを中心に業務用需要が拡大し、ラ
テ用途で定番化。フレーバー品やRTDの登場で代替乳から嗜好飲料へと位置付けが変わり、欧米では多
様なカテゴリーへ広がっている。日本でもカフェやコンビニでの採用が進み、日常的な飲料として普及
が加速している。オーツ麦食品市場は、健康志向と時短ニーズを背景に拡大を続けてきたが、現在は主
食代替としての定着が次の成長テーマとなっている。従来のシリアル市場とは異なり、主食領域に入り
込むことで市場規模の拡張余地は大きく、ブランドオーナーでは主食系商品の拡充で美容・健康ニーズ
を捉えている。

オーツミルク市場、カフェ需要を軸に普及

植物性ミルク市場の中で、オーツミルクの存在感が一段と高まっている。大きな要因の一つが、カフェやコーヒーチェーンといった業務用需要の拡大だ。とりわけラテ用途などバリスタ向けの採用が進んでおり、取材先からは、「家庭用のパック製品よりも、金額ベースでは業務用の比率が高いのではないか」との見方も。カフェ用途では風味や機能性が重視されやすく、オーツミルクの特性が活きやすいことも背景とみられる。外食・業務用を中心に市場が広がり、その後家庭用へと浸透する構図が、オーツミルク普及の特徴といえる。用途面では、従来の「牛乳代替」という位置付けからの変化も進む。クリーミーな風味や飲みやすさの向上により、「代替品」ではなく「嗜好飲料として選ばれる」ケースが増加。バニラやチョコレートなどのフレーバー品に加え、コンビニで手に取れるRTDタイプのオーツミルク飲料
も増えており、こうした商品展開の広がりが飲料カテゴリー内での存在感を一段と押し上げている。

続きは、本紙6月3日発行号(1837号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから

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