5-アミノレブリン酸リン酸塩(5-ALA)の品質担保と普及の両立を掲げる「5-ALA普及協会」が発足し研究から流通までを包含する体制が整った。認証制度や情報発信の強化などの施策が打ち出され、市場拡大に向けた動きが本格化している。機能性研究では、抗老化や認知機能をテーマとした研究が着実に進展。幅広い世代に求められるエビデンス構築も一段と加速している。
5-ALA普及協会が発足 品質確保と社会実装を推進
5-ALAサプリは国内で機能性素材として注目が続き、ミトコンドリア関連領域を軸に採用が拡大。原料の独自性やエビデンスの蓄積を背景に、差別化素材として市場浸透が進んでいるほか、製品バリエーションの広がりもみられる。
こうした中、品質と信頼性の確立に向けた業界の動きが本格化している。5-アミノレブリン酸リン酸塩(5-ALA)の普及と品質確保を目的とした「一般社団法人 5-ALA普及協会」がこのほど設立された。長年にわたり 5-ALA事業を展開してきたSBIアラプロモが中心となり、研究者や関連企業、流通・小売まで幅広い組織が参画する新たなコンソーシアムとなっている。
協会の理念として強調されるのが、品質の担保と社会的意義の確立だ。5-ALAは海外では肥料用途で広く使用されており、食品素材としての使用を普及させるには、「信頼できる安心・安全な 5-ALAを社会に届ける仕組みをつくることが協会の重要な役割の 1つ」と説明。また、超高齢化社会において 5-ALAの普及を通じて健康寿命の延伸を目指し、単なる成分普及にとどまらず、中長期的には“社会に不可欠な存在”として位置付けることを目指す。
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