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【総力特集】 08年総括・健食受託加工・製造 (1270号) 

08年市況停滞も4割は売上増の善戦
09年度業績予想、6割が売上増見込む


受託製造会社の35%が売り上げ前年割れ―― 。昨年調査と比較して前年割れは16%増え、2008年は受託加工・製会社にとって厳しい一年となった。行政の取り締まり強化に加え、中国食品問題などによる風評被害、原材料費、燃料費の価格高騰、消費者の生活防衛による買え控えなど、この1年間は市場を冷え込ませる話題に事欠かなかった。その結果、現況について「不景気」を実感する企業は半数近くに及んだ。その反面、約4割の企業が前年比売り上げ増を達成する健闘ぶりを示すなど、企業間の格差がみられた。2009年度の経営見通しは約4割が「良くなる」との回答。メタボ商材の受注増や独自素材・技術の開発など、明るい材料も出始めていることから6割が売上増を見込む。各社の来年の巻き返しに期待がかかる。

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