NMN市場はエイジングケアからフレイル、美肌、筋肉サポート、睡眠、ヘアケアまで用途が拡大。中高年富裕層から若年中間層にまで広がっている。本紙が行った2026年上期の健康食品受託製造企業への調査で、人気受注素材ランキングでは昨年同等2位をキープ。臨床研究も着実に増えており、機能性表示食品は、2023年の第1号受理品から現在は19品まで拡大。美肌訴求に加え、筋力維持、睡眠の質改善など幅広い層にアピールできる要素が整ってきた。国内のみならず、米国での食品利用が復活したほか、Novel Foodとして申請されたNMN原料もあり、ヨーロッパ向けに拡販する可能性も広がってきた。
老化抑制成分がワールドワイドに
抗加齢医療を行う医師の間では「老化は病気」と捉え、老化を止める臨床研究が行われている。食品からのアプローチも行われており、老化を除去するセノリティクス成分の一つとして、NMNも利用されている。クリニックやエステサロンでは、NMNサプリメントはエイジングケアの定番製品となった。
ここ最近のNMN市場は、他分野へ横展開しながら幅広い層にリーチしつつある。本紙が健食受託製造企業を対象に実施したアンケート調査(有効回答129社)では、今年上期(1~6月)の人気受注素材で、NMNが29票で2位となり、昨年と同等の順位を維持した。美容・ヘルスケア、スポーツ関連の展示会では、「NMN」を銘打ったブースが来場者の関心を引いている。実業家の堀江貴文氏やヒカル氏もSNSなどでNMNの効果を伝え、自身でもサプリメントの発売しており、過激なPRは良くも悪くも一般層へ認知が広がった。
続きは、本紙6月17日発行号(1838号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから
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