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欧州で「食物繊維」ブーム スポーツニュートリション、世界的トレンドに

機能性食品素材展示会「Hi Europe2018」が11月27~29日、ドイツ・フランクフルトで開催され、47ヵ国から前回比8 %増の約520社が出展、約1 万人が来場した。Beneo、Lonza、NATUREX、Rousselot、Glanbiaなどが出展。国別では、全体の4分の1以上を中国企業が占めた。日本からはハナマルキ、日本生物.科学研究所、金秀バイオ、森下仁丹などが出展。現地法人として、あいや、協和発酵バイオ、太陽化学などが出展した。
出展製品は、オメガ3 などの脳機能関連や免疫関連、ベリー系素材、ウコン、ジンジャー、チア、ヘンプオイル、CBDオイル、砂糖代替品など。米国同様、スポーツニュートリション関連の素材が多数展示。アスタキサンチンやプロテインのほか、コラーゲンもスポーツニュートリション製品として提案されていた。スポーツニュートリションの訴求は「アスリート向け」にとどまらず、「ベジタリアン向け」「高齢者向け」など細分化。プロテインは、ホエイ、大豆、ピー、ライス、カボチャ由来などがみられた。関節関連ではコラーゲンの人気が高く、ルスロなど欧州企業のほかにも、中国系企業がコラーゲンを出品した。「スポーツ後の関節の回復」といった提案がされていた。今回際立った用語は…

本記事は「健康産業新聞 1658号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら

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