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【特集】エナジー素材―エナジードリンク急伸、市場規模400億円に迫る勢い

飲料メーカーをはじめスポーツメーカー、ドラッグストア大手のPBなどが相次いで参入しているエナジードリンク。規模400億円とも言われ、市場は急拡大している。近年では、スポーツや仕事の合間でも手軽に栄養を摂取できるバーやゼリーなど、商品形態が広がっている。こうしたなか、エナジー商品の原料となるBCAAやアルギニンといった各種アミノ酸の採用も増加傾向に。原料メーカー各社による積極的な提案が行われている。

新製品相次ぐ シェア争いは過熱

 コンビニやドラッグストアを中心に展開し、スーパーやディスカウントストアなどでも専用の棚が設けられるほど、飲料コーナーでひときわ存在感を示しているのが「エナジードリンク」。体感性の高さはもとより、スタイリッシュな容器などビジュアルも支持され、若年層を中心にマーケットが急拡大している。エナジードリンク市場は「レッドブル」が2006年に日本に上陸して以降、続々と海外ブランドが日本に進出し、急速にマーケットを形成。また、国産ブランドの台頭も著しく、シェア争いも激化している。その過熱ぶりは、様々な企業の市場参入にみてとれる。ドラッグストア大手のマツモトキヨシ、健康関連商品メーカーのファイテン、ディスカウントストアのドンキホーテなど、相次いでP B商品を投入している。飲料メーカーによる今年の新製品は、サントリー食品インターナショナルの『南アルプスPEAKERビターエナジー』や、コカ・コーラシステムの『リアルゴールドロケットスタート』などがある。ヘルスケアに特化したマーケティングリサーチを行う㈱アンテリオ・コンシューマーヘルスケア事業部の石田卓也氏によれば…

アルギニン、D-リボースなど エナジー素材の提案活発化

 海外製エナジードリンクでは合成タウリンが主成分に使用されるが、国内では薬機法の関係から使用できない。そのため各種アミノ酸が定番で、なかでもアルギニンが人気素材だ。このほか、BCAA、D -リボース、ビタミンB 群、ミネラル等が定番素材として挙げられる。さらに上記成分にガラナ、マカ、高麗人参などの原料のうち、何を加えるかで差別化を図るのも、現在のエナジードリンク製品の特長といえる。こうしたトレンドを見極め、サプライヤー各社はエナジー製品に向けた提案を活発化させている。例えば…

スポーツニュートリション需要拡大

 アミノ酸を配合した飲料・サプリメント市場のなかでも、スポーツシーンへ訴求したスポーツニュートリションでのニーズが拡大している。スポーツ人口は増加傾向にあり、アスリートはもとより、マラソンやランニングなどのユーザーを筆頭に、BCAAを中心とするアミノ酸摂取の必要性が重視されるようになった。飲料やサプリメントは、運動毎の消耗品でリピート率の高い商品で、売上好不調の波が少なく…

本記事は「健康産業新聞 1657号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら

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