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OEM事業の一部を分割 新会社『日本ビューテック㈱』設立

 ㈱サティス製薬(埼玉県吉川市、048-984-6433)は、2019年3 月1 日をもってOEM事業の一部を分割し、新たに日本ビューテック㈱(長野県駒ヶ根市)を設立した。日本ビューテック㈱は、ビューティ産業が社会との適合性を高めてサスティナブルな産業へと進化するため、産業界が抱える課題をテクノロジーで解決し、「ゼロエミッションへと進化する化粧品・日用品の開発と、そのOEM製造受託」を主たる事業とする。

 サティス製薬が昨年買収した長野県の駒ヶ根工場を日本ビューテック㈱に本社工場として受け渡し、かつグループが所有する埼玉県内の坂戸西工場、ふじみ野工場も日本ビューテック㈱に合流させ、3工場体制で社会派製造業を展開していく。最初の3 年間は自然環境課題に向き合い、①製品ロスの環境負担、②包材大量消費の環境負担、③内容物の環境負担――の3 つのプロジェクトを立ち上げ、取り組んでいく。

 OEM事業での収益は、ビューティ産業がゼロエミッションに進化するためのテクノロジー「ビューティテック」に投資をすると同時に、できあがったテクノロジーを自社が手掛けるOEM製品に積極的に採用し、効率よく市場に普及させ、自らが多様な製品へ使用することで、テック品質のPDCAを回していく。また完成したテクノロジーは、世界のモノづくり企業へフリーライセンスで提供してく予定だ。

本記事は「健康産業新聞 1665号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら

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