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【健康茶】「フェムケア」「デカフェ」に商機 独自ブレンドによる風味訴求で市場深耕

今年は冷えやむくみ対策の黒豆茶や美容訴求のルイボスティー、妊婦向けのハーブティーなど、フェムケアやデカフェをテーマとする商品の需要が高まった。新型コロナの5類移行を受け、対面販売や外食、エステ・アロマサロン、ハーブ園への提案も活発に。「リラックス」「身体を温める」を訴求した商品開発も活発化した。受託製造では、ブレンドによる飲みやすさを追求するほか、独自の茶葉コーティング技術や焙煎技術による付加価値提案、製造効率向上への取り組みを進めている。

「リラックス」「温活」「ノンカフェイン」などに需要

日本市場には、ルイボス、カモミール、松葉、ヨモギ、ペパーミント、黒豆、ジャスミン、ごぼう、ハトムギ、ドクダミ、菊芋、桑、サラシアといった単茶葉ほか、カモミール&レモンバーム、ハイビスカス&ローズヒップ、ジンジャー&レモングラス、ウーロン&プーアルなどのブレンド茶に至るまで、多種多様な健康茶が流通している。
今年の引き合い状況を取材したところ、テーマ別では、「リラックス」「身体を温める」「生活習慣対策」「インナービューティー」「体調維持」などがキーワードに。最終製品のメーカーからは、「ノンカフェイン商品が伸長」「フルーツ入りのハーブティーが好調」「ルイボスは妊婦の支持を集めた」「和紅茶の需要が高まった」「ティーバッグタイプがリーフタイプより好調だった」との声が。

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