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米FDA、輸入食品・サプリメントの安全性確保強化へ

 米食品医薬品局は7月26日、米国に輸入する食品の安全性確保強化にむけた2規則「Foreign Supplier Verification Programs(F S V P :海外サプライヤー検証プログラム)」と「Accredited Third Party Certification(第三者認証制度)」を発表した。
 これにより、米国外で食品を製造する企業は、米国基準の科学的根拠に基づく安全性確保に適合していることを証明する義務を負うことになる。


 FSVPは加工食品やサプリメントなどが対象となる。
 食品やサプリメントの製品別に、F D A 規則遵守状況、リスク分析、サンプル検査、食品安全情報の収集、定期的な再評価、企業情報の登録、管理記録の保持などが義務付けられる。
 さらに、第三者認証制度では、原産国政府機関あるいは民間機関による食品の安全性確認が必要となる。
 
 世界的な食品流通が進む中、オバマ政権は2011年、食品に起因する疾病の予防を掲げ、FDA食品安全近代化法を施行した。
 今回の2 規則は同法の目指す食品安全システムの構築のための具体的な施策となる。

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