オリザ油化㈱(愛知県一宮市、0586-86-5141)は、新たに上市した菊の花エキスを痛風対策や美容素材など幅広い訴求で提案を本格化している。
菊の花は、古くから中国で薬用や食用で用いられてきた歴史があり、機能性成分としてルテオリンやアピゲニンをはじめ、数十種類のフラボノイド類を含有している。同社では菊の花に含まれる主成分ルテオリンをはじめとするフラボノイドの研究を進め、ルテオリン含有量を10%以上で規格化した菊の花エキスを開発した。
同素材を用いた研究では、痛風発作の原因ともなる尿酸に対し、尿酸合成酵素(キサンチンオキシダーゼ)阻害作用が認められたほか、痛風ラットモデルの足浮腫に対する抑制作用も確認した。また、社内ボランティアによる1ヵ月間の菊の花エキスの継続摂取試験では、血中尿酸値の低下も認められた。これらのデータをもとに同社では、痛風の特徴である炎症や腫れの改善も期待できるとして、主に抗痛風素材として健康食品への応用を想定し、提案を本格化させる。
一方、菊の花エキスの美容に関する機能性研究についても実施。菊の花の有効成分ルテオリン、アピゲニンの作用について研究を進めたところ、皮膚の表皮と真皮をつなぎとめる役割を果たす皮膚基底膜保護による抗シワ、美肌作用についても有効な結果が得られた。加えて、フィブロネクチン発現増加作用、Ⅳ型コラーゲン発現増加作用のほか、MMP- 9 に対する抑制作用、さらには女性ホルモン様作用も期待できるという。
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菊の花エキス、痛風対策や美容素材で提案本格化
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