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【2016上半期総括/下半期展望】食系店舗ルート スーパーフード、植物油が市場を牽引


オーガニック、グルテンフリーに特化した新店舗続々

 2015年度の食系は、市場規模800億円を超え(本紙調べ)、ここ数年の減速傾向から久々の回復を見せた。その回復要因として、“スーパーフード”ブームや訪日外国人の“爆買い”などがあった。このままV字回復といきたいところだが、食系卸や店舗では、2016年は、「横ばい」もしくは「微増」との回答が7割近くにのぼるなど、慎重な回答だった。ただ近年は、食系チャネルも多様化をみせ、従来の専門店や百貨店だけでなく、一般スーパーやGMS、コンビニ、バラエティショップと広がり、さらには食品とは関連性のない家電量販店、雑貨、アパレルショップといった異業種にも販路を拡大し、新たなニーズの掘り起しを図る動きも見られる。さらには、消費者の健康志向の高まりから、オーガニックやグルテンフリーなどに特化した新業態店舗も続々オープンするなど、食系業界は変化をみせつつある。



訪日外国人の爆買いは続くか?

 決算が 3 月期の企業も多く、改めて2015年度の食系市場規模調査を実施した。自然食卸や主要店舗など十数社にアンケートならびに聞き取り調査を行ったところ、食系の市場規模は805億円となった。2009年から減少が続いている中で、いくつかの諸要因も重なり回復を見せた。
 回復の要因となったのが、「スーパーフード」ブームと訪日外国人による「爆・・・
(詳しくは7/6発行・第1599号で)




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