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【特集】ツバメの巣(第1196号)

伝承からエビデンス素材へ
抗インフルエンザ、糖鎖素材として注目
漢方では「燕窩」と呼ばれ、珍重されてきたアナツバメの巣。世界三大美女に数えられる楊貴妃も、美容のために食べていたとの言い伝えがあり、美容、強壮系の素材として、健康食品や薬膳料理などに利用されている。最近の研究でツバメの巣に含まれる「シアル酸」が糖鎖で重要な役割を果たすことが徐々に分かってきている。また新型インフルエンザが脅威となっていることから、シアル酸のインフルエンザ抑制効果も注目されている。そこで今回、「ツバメの巣」をクローズアップする。

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