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【特集】 兵庫県(1215号)

次世代成長分野として「機能食品」に着目
産学官連携事業の進展に期待
兵庫県は、南北に海を望む縦長の地形が特長で、各地域によって多様な気候と風土を持つため、重工業や醸造業、農林水産など、様々な産業が発展してきた。なかでも食料品製造業が多くその出荷額は全国5位。清酒生産量は全国1位、醤油生産量は全国2位となっている。このため、発酵技術など優れた技術が育まれ、それら技術を健康産業に活用する企業も少なくない。こうした地域の優位性を生かし、次世代産業の戦略的分野を健康産業と位置づけ、なかでも「機能食品」の育成を目指すべく、平成17年8月に「ひょうご機能食品産業クラスター協議会」が設立された。これまでに、企業、大学、研究機関、行政団体など約40機関が加入。定期的な技術セミナーや講演会を通じて、業界の最新情報を提供してきたほか、異業種交流会、今年からは商品開発のヒントを提供する勉強会もスタートするなど、精力的に活動している。兵庫県の健康産業をリポートする。

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