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特保の販路、コンビニ急伸。用途は「整腸」「脂肪系」等好調

日本健康・栄養食品協会は2日、特保市場および表示許可の状況をまとめた。

17年度の特保市場規模は前年度比1.9%増の6,586億円。保健の用途別では、「整腸」が3,497億円で前年度比2.3%増と好調だった。前年度を上回ったのはこのほか「中性脂肪・体脂肪」が1.8%増の1,987億円、「コレステロール」が9.6%増の296億円、「骨・ミネラル」が3.4%増の182億円。伸び悩んだのは、「歯」が2.5%減の292億円、「血圧」が3.0%減の181億円、「血糖値」が6.8%減の151億円だった。

販路別で最も大きいのは「スーパー」で9.2%増の2,799億円となり、2位の「コンビニ」が18.6%増の1,270億円と急伸した。減少したのは「戸配」「ドラッグ・薬局」。形態別では、「乳製品」が1.0%増の3,219億円と最も多くなっている。

17年の許可数は55品で、前年の95品から大きくダウン。昨年末現在の許可数は1,078品だった。

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