『食品と開発』誌面から

食品素材の吸収性及び生体利用率を向上させる製剤技術【食品と開発 11月号特集1】🔒

執筆者

食品と開発のアバター

アピ㈱ 堀 留彌、楢本 恭子


はじめに

近年、健康食品は幅広い世代・多様なニーズに応える存在として市場が拡大しており、安全性や機能性への期待がますます高まっている。一方で実際に消費者が摂取した成分が体内でどのように振る舞い、効果を発揮するかをイメージすることは難しい。また加齢に伴う嚥下機能や消化力の低下、性別や体格による剤型の嗜好性の違いなど、摂取性や吸収性に影響を及ぼす要因も大きい。

こうした背景のもと、健康食品に含まれる機能性成分が体内で効率的に吸収され、十分な生体利用率を確保することは、製剤設計において重要な課題である。いかに優れた成分であっても、体内に吸収されなければ十分な効果を発揮することは難しい。

今回は体内への吸収に目を向け、製剤中に含まれる機能性成分が体内で吸収されて機能性を発揮するまでの流れ、および血中濃度と機能性発現の関係について解説するとともに、弊社の製剤技術・原料加工技術である「API’sPLUS on」から、吸収性向上に寄与する製剤技術として「高分散型ソフトカプセル」と「微粒子化技術」について事例とともに紹介する。これらの吸収に考慮した製剤設計は人々のQOL向上への貢献にも寄与し得る。

🔒この記事は雑誌に収録されています。

続きは『食品と開発』11月号にてご購読いただけます。

食品と開発2025年11月号

【2025年11月号】特集/可溶化・安定化・吸収性向上素材と技術

『食品と開発』誌面から

【2025年11月号】特集/可溶化・安定化・吸収性向上素材と技術

シクロデキストリン包接による安定性・溶解性・吸収性(利用率)の向上【食品と開発 11月号特集2】🔒

関連記事

  1. Agar 寒天オリゴ糖(AOS)―「悪玉菌をおさえる」という新たなプレバイ…
  2. 災害食 災害食の最新動向 備え方の変化と新市場【食品と開発9月号特集II…
  3. 食品と開発2025年8月特集5 粉末状大豆たん白で実現する工程革命(改善)【食品と開発 8月号特…
  4. AIを活用した食品開発 プログラミング不要のAI構築サービスによるレシピ最適化の実践【食…
  5. GLP-1 ポリフェノールのGLP-1分泌促進と機能性の解明【食品と開発 3…
  6. ヒトと組織のマネジメントから考える食品工場の衛生管理 食品衛生に必要な「清潔」はどうしたら実現できるか?〜食品製造現場…
  7. アップサイクル 食品リサイクルの推奨とロス削減を目指して【食品と開発6月号特集1…
  8. ツカサ工業 食品工場の粉体計量工程へのロボット導入―AMRと多関節ロボットに…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2026

PAGE TOP