アメリカデーツ産業輸出貿易協会は1月30日、TOKYO TORCH 常盤橋タワーのHall and Kitchenにて「アメリカ産デーツセミナー」を開催した。アメリカ産デーツの特徴や協会の活動を紹介するプレゼンテーションの後、アメリカ産デーツを使用したレシピのデモンストレーションと、試食会が行われた。
■アメリカ農産物貿易事務所(ATO)副所長 Stephanie Swinehart氏 挨拶
デーツは、ただのドライフルーツではなく、様々な栄養を持つまさにスーパーフードである。健康意識が高まる日本において、デーツはポテンシャルの高い食材だ。製菓分野への代替甘味料としての使用だけでなく、料理へのコクの付与など、多様な用途を知っていただき、新しいイノベーションが生まれることを願っている。今後もデーツをはじめとして、日米間の農産物貿易のさらなる活性化を進めていく。

■アメリカ産デーツについてのプレゼンテーション
〇デーツの市場・歴史
中東・アフリカ地域がデーツ市場の総収益の85%を占めている。アメリカ産デーツの歴史も、モロッコからマジョールデーツの移植が行われた1927年から確立されていった。日本におけるデーツ輸入量は、イラン、パキスタン、チュニジアに続いてアメリカは4位である。
〇栄養価
カリウム(通常サイズのバナナより多い)、食物繊維(水溶性と不溶性)、ビタミン、ミネラル(銅、鉄、亜鉛等)などを豊富に含む。また砂糖やハチミツよりも低GIで、血糖値への影響も少ない。
〇品種
アメリカ産デーツはマジョール種(約60%)とデグレット・ノア種(約35%)の2種が大半を占める。マジョールはサイズが大きく、濃厚な甘さとねっとりとした食感が特徴。デグレット・ノアはマジョールよりも小ぶりで、しっかりとした食感が特徴。
〇アメリカ産デーツの特徴
再生型農業の実践やトレーサビリティの確保など、環境への配慮、品質強化に注力している。
〇協会の活動
アメリカデーツ産業輸出貿易協会(通称ADITA)は2022年に設立され、日本事務所は2024年から本格的に活動を開始。ブランドロゴの開発や、菓子店とのタイアップなど精力的に活動を行っている。
■料理研究家の服部みどり氏によるアメリカ産デーツを使ったレシピのデモンストレーション

■試食会

発酵デーツ スプレッド
砂糖、乳製品不使用。シロップデーツ、ココア(砂糖なし)、水に米糀を加えて発酵させた。少ない原材料ながら、デーツのコクと甘さが感じられ、濃厚な味わい。

ホールデーツ デーツカレー
マジャール種より小ぶりなデグレット・ノア種を使用。熱に強く煮崩れしないため、カレーの具材の1つとして食感も楽しめる。スパイスの辛味とデーツの甘さが相性ぴったり。

万能発酵デーツ醤
醤油とシロップデーツに米糀を加えて発酵させ、長ネギ、にんにく、しょうがを米油で炒めて合わせたソース。肉やサラダなど幅広い用途に使うことができ、すべての原料が植物性のためプラントベース製品との相性も良い。

シュガーレス 発酵デーツ 黒胡麻あんの最中
ペーストデーツを使用した発酵あんこの最中。デーツの甘さは洋菓子だけでなく和菓子とも相性が良い。













