技術・機器の記事

高濃度・高粘度での大流量循環運転が可能なムゲンフロー®を初披露

アシザワ・ファインテックは、11 月28 日から30 日まで東京ビッグサイトにて開催する国際粉体工業展東京2018(小間番号 東3 ホール・R-11)にて、ビーズミルの最新機種「ムゲンフロー®」を初披露する。

ムゲンフロー®は、同社が25 年前に上市した大流量循環運転専用スタンダードビーズミル「スターミル® LMZ」の様々な特長を大幅にスケールアップさせ、高いビーズ分離能力を発揮する高機能モデル。分解洗浄性の高さなど従来からの長所も、使用部品の見直しによりさらにブラッシュアップされた。

ムゲンフロー®は、大流量での運転時に発生しやすいビーズの偏析を抑制し、理想的なビーズの動きを実現することで、粉砕室容量が10L 機の場合、約100L/min の大流量運転を可能にした。また、従来ビーズの偏析に起因したスラリー供給量の低下や温度上昇、循環回数不足も解消されるため、高品質で高効率な微粉砕が可能となる。

さらに従来粉砕が困難であった高濃度・高粘度スラリーにも対応可能となったほか、原料をより細かくする際に用いる小径ビーズも使用できる。これにより原料のさらなる微粉砕が可能となるため、口どけの良い上質なチョコレートや粉茶、さらに吸収性の高い機能性食品の開発・製造のサポートが可能となる。また、茶殻やだし昆布など、従来廃棄されることが多かった未利用資源の利活用なども期待される。

植物由来タンパクの世界的供給国を目指す―カナダ・プロテイン産業協会

筋量増加が示唆された卵白たん白

関連記事

  1. 写真1 ステリベルトシステムの実際の応用例 食品加工工場での連続殺菌に有効、ブルーライトステリベルトシステム…
  2. 氷温®サーモ TP-880HY 鮮度保持と旨味向上効果で高品質な食品加工をサポートする 氷温技術…
  3. 1秒でタンパク質汚れ確認「清浄度チェッカー」
  4. 大規模~小規模まで様々な食品製造現場にあった殺菌水の提案
  5. 高性能フィルタープレスの食品製造業での導入が進展
  6. 微酸性次亜塩素酸水を活用した青果・野菜類活性化装置
  7. 酵素法ヒスタミン検出キットでAOAC PTM認証
  8. CEM シンプルさと柔軟性、アクセシビリティでユーザーのサンプル前処理ニ…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2026

海外ツアー情報

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、セミナーなどツアーならではの企画もございます。

ナチュラルプロダクトエキスポ2025

2026年3月1日(日)~7日(土)

ナチュラルプロダクトエキスポ

アメリカ市場視察 ツアー

PAGE TOP