食品素材の記事

SIRT1活性化作用をもつ黒ウコンエキス、NMNとの併用で相乗効果

常磐植物化学研究所は、タイ原産の伝統生薬である黒ウコンを抽出・精製した「SIRTMAX®(サートマックス)」の長寿遺伝子・SIRT1活性化作用を紹介している。黒ウコンの特徴成分であるKPMF(PolyMethoxyFlavonoid from Kaempferia parviflora)を規格したエキス末で、臨床試験においてSIRT1のmRNA発現量増加を確認している。

同社と武蔵野大学との共同研究では、「サートマックス」のSIRT1活性化作用はレスベラトロールの5倍以上であることが判明している。また、同社が独自に実施したin vitro試験では、「サートマックス」とNMNの同時添加によりSIRT1活性化作用の相乗効果が確認されている。

異なるメカニズムの2素材を組み合わせることで、より効果的にアンチエイジングへアプローチができるとして積極的に紹介している。海外、特に米国で採用が活発で、日本でもNMNとの配合商品が既に上市されている。なお、「サートマックス」とNMNの組み合わせによるSIRT1活性化については特許を申請している。

※黒ウコンエキスのアンチエイジング効果については「食品と開発」7月号にレポートを掲載。
「超高齢化社会を支える期待のアンチエイジング素材」(株)常磐植物化学研究所 鈴木麻衣子
食品と開発7月号の目次はこちら
ご興味のある方は、ぜひご購読ください。 ご購読についてはこちら(単月売りもしています)

【2022年7月号】特集/食によるアンチエイジング研究最前線

UV蛍光を用いた水中油分(PAH)濃度計

関連記事

  1. 東洋新薬、「大麦若葉末」が唾液中の免疫物質(IgA)を増やすこと…
  2. GEウェルネス、ユーグレナ新株の大量培養に成功、6月から原料供給…
  3. 有胞子性乳酸菌「スポルス®」-アミノ酸吸収の増加と筋力への影響を…
  4. 水溶性を高めたイソクエルシトリン、米国市場で本格販売を開始
  5. ヒトミルクオリゴ糖6SLが欧州連合にて新規食品として承認
  6. 東洋サイエンス、プロバイオティクス市場に参入
  7. 青みかんエキスの鼻アレルギー症状軽減効果に関する臨床試験結果が論…
  8. 希少糖に関する最新情報を発信―D-アルロース(D-プシコース)の…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2026

海外ツアー情報

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、セミナーなどツアーならではの企画もございます。

ナチュラルプロダクトエキスポ2025

2026年3月1日(日)~7日(土)

ナチュラルプロダクトエキスポ

アメリカ市場視察 ツアー

PAGE TOP