関連トピックス

dsm-firmenich、オランダ・デルフトに食品イノベーションセンターを開設

dsm-firmenichは2日、オランダ・デルフトにヴァン・マルケン食品イノベーションセンター(Van Marken Food Innovation Center)を開設した。新センターは、dsm-firmenichテイスト・テクスチャー・アンド・ヘルス事業部(TTH)の本拠地として、より美味しく、栄養価が高く、持続可能な食品・飲料ソリューションを開発できるよう支援することを目的としている。

ファン・マルケン食品イノベーションセンターは、酵母・スピリッツ工場の創設者であるジャック・ファン・マルケン氏にちなんで命名され、400名を超えるdsm-firmenich社員が集結。TTHの本社機能に加え、最新鋭の共創キッチンや複数の試食施設、さらに乳製品、ベーカリー、ビール業界向けの最先端アプリケーションラボを設置した。植物由来の代替品から糖質削減ソリューション、そして優れた味覚体験から栄養強化まで、このセンターはあらゆる分野に進歩をもたらすように設計されている。

また建屋はサステナビリティのモデルとして、最高のウェルビーイングとサステナビリティ基準であるWELL PlatinumとBREEAM Outstandingの認証を取得し、人類と地球の健康を最優先するワークスペースを実現した。

パトリック・ニールスTTH事業部長は「食の未来は単なるビジョンではなく、カスタマーと共に今まさに創造しているのが現実である。イノベーションと持続可能性への私たちのコミットメントは比類のないものであり、世界の食品とバイオテクノロジーのホットスポットであるダッチ・バイオテクノロジー・キャンパス・デルフトに戦略的に位置するファン・マルケン食品イノベーションセンターは、デルフトにおける155年にわたる食品とバイオテクノロジーのイノベーションの伝統を尊重しながら、地域環境とオランダへの貢献という私たちの継続的な取り組みを強化するものだ。」と述べている。

加工食品の輸出のための食品添加物規制の確認方法と留意点【食品と開発 10月号特集3】🔒

EUへの加工食品の輸出におけるポイントとその実例【食品と開発 10月号特集4】🔒

関連記事

  1. 7月の主な学会、研究発表会
  2. shaking-hands DM三井製糖、Muscle Deli(マッスルデリ)を連結子会社…
  3. 農林水産物・食品の輸出額、初めて1.5兆円を突破
    日本食…
  4. 腸内細菌学会学術集会 来月開催―腸内環境の最新研究など最新情報を…
  5. 食事や食材の保存は「とりあえず冷蔵庫に入れる」-食品の保存に関す…
  6. 血管ナビ 毛細血管画像の蓄積や測定場所などを検索できるアプリ「血管ナビ」リ…
  7. 動物性原材料不使用の業務用「ベジラーメンスープ とんこつ風」新発…
  8. 太陽化学、粒子コントロール技術を基盤としたミネラル・ビタミン製剤…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
資料請求は【こちら】

■2025年予定
・12月1日(月)~8日(月)
Fi Europe/ルサッフル社訪問/欧州市場調査(パリ、ブリュッセル、ロンドン)

■2026年予定
・3月3~6日 米国
Natural Products Expo West

食品開発展2026

PAGE TOP