(一社)日本食品添加物協会は5月27日、令和8年定時総会を開催し、新会長に吉良郁夫氏(味の素株式会社前執行役常務)を選任した。香田隆之前会長ほか11名が理事を退任し、新たに12名の理事が選任された。また長年にわたり協会の業務に携わってきた6名が表彰され、表彰状や感謝状が授与された。

吉良新会長は懇親の場で、協会の基本方針として「食品添加物のパーセプション向上を目的とし、科学に基づく継続的な活動の推進、グローバル化への適切な対応、会員への的確なサポートに取り組んでいく」とし、新たな取組みとして、消費者に親しみやすく、わかりやすい漫画や動画を用いた物語形式のリスクコミニケーションを開発、活用する旨、また今年度から消費者庁の食品表示懇談会で議論の始まる「容器包装表示およびデジタル表示のあり方」についても、会員からの意見を取りまとめ、意見を発信していく意向を述べた。
来賓代表挨拶では、消費者庁食品衛生・技術審議官の及川仁氏、厚生労働省大臣官房審議官の榊原毅氏、内閣府食品安全委員会事務局次長の前間聡氏が登壇し、各省庁の最近のトピックや取組みを紹介。前間氏は食品安全モニターからの提案を機に文部科学省に改善を求めていた「学校給食衛生管理基準」に関わる食品添加物に関する規定について、今年3月から見直しに向けた議論が始まった旨を述べた。













