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日成共益、新たな植物性たん白素材「アーモンドプロテイン」を紹介

日成共益では、このたび新たに「アーモンドプロテインパウダー」の紹介を開始した。

世界的なアーモンドサプライヤーである米国Blue Diamond Growers社の製品で、カリフォルニアで生産されたアーモンドを原料に、オイルを分離して粉末化したもの。

プロテイン含量は44%で、アーモンド由来のミネラル、ビタミン、食物繊維、脂質なども含まれている。クセのない風味で渋皮も取り除いているため色も白っぽく、製品に配合しやすい。また、アーモンドにはマスキング機能があることが知られているが、同品にもマスキング機能があるため、大豆やエンドウの豆臭やホエイの乳臭をマスキングすることも可能であり、各種たん白素材との配合もしやすい。

日成共益ではアプリケーションの開発も進めており、粉末プロテイン飲料、クッキー、バー、スムージーなどへの配合を研究している。一般的な植物性たん白と比べて風味が非常に良いため、たん白強化を意識させない製品を作ることができる。小麦粉の一部を置き換えることで低糖質を下げることも可能。分散性も良いためダマになりにくく、粒子が細かいことからクリーミーでなめらかな食感が得られる。

日本ではまだ出回っていない新しい素材として本格的に販売していく予定で、プロテイン飲料や製菓・製パン向けにサンプルワークを行っている。さらに同社はアーモンドオイルの取り扱いも開始する予定。

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