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太陽化学、顆粒化および最終商品への加工に対応したIDT工場を竣工、11月より本格稼働

太陽化学は、自社の素材を顆粒に加工し最終商品に仕上げられる新たなIDT工場を、同社南部工場内に6月5日に竣工する。新工場はIoT等を導入したスマート工場で、高品質品の提供と共に、健康維持・増進ニーズへの寄与を目指した。

■コンセプトは「Intelligent Design & Technology(IDT)」
新工場は、同社が長年培ってきた顆粒化・微粒子コーティング技術を応用し、グアーガム分解物や鉄製剤など自社素材を活かした商品の企画提案から製造・納品までのトータルサポートが可能な体制となっている。機能性表示食品にも対応し、機能性表示対応素材を配合した顆粒商品の製造はもちろん、SRの提供や機能性関与成分の分析、届出サポートも行っていく。

製造ラインには自動充填機を導入しており、袋充填やスティック充填に対応。さらに最先端の自動包装ラインで箱詰めし、画像認識による検査、パレットへの積み付けまで自動で行い、最小限の人員で高品質な製品を供給できる体制を構築している。なお、工場では最終商品の製造に加え、原料としての顆粒品の提供も行う。

■新工場 施設概要
所在地 :三重県四日市市山田町800番 太陽化学南部工場内
稼働時期:2023年11月(予定)
生産品目:顆粒パッケージ製品
生産能力:約3,500トン
建屋概要:延床面積 2,380m2

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