技術・機器の記事

シンプルさと柔軟性、アクセシビリティでユーザーのサンプル前処理ニーズに対応

CEM Japanは、マイクロ波を用いた分解システム「MARSXpress 2.0」を今月開催のJASIS展にてお披露目した。

同装置はマイクロ波技術を用いた各種前処理装置で豊富なソリューションを持つ同社の新製品。従来のマイクロ波分解システム「MARS 6」の基本性能はそのままに、シンプルさと柔軟性、アクセシビリティ、コストパフォーマンスを優先させた廉価版モデル。使い手を選ばず幅広い裾野に向けた前処理システムとして拡販を図っていく。

シンプルさの象徴である「XpressStartメソッド」の搭載により、XpressStart温度を選択してスタートボタンを押すだけで、あとはシステムが自動的に判断する。単一サンプルの迅速なスクリーニングから、40サンプルまでの同時高速分解にも対応。各サンプルを常に安全に分解するために、最適なマイクロ波出力、昇温時間、保持時間が提供される。堅牢な「MARSXpress容器」は20mLから110mLまでのサイズを取り揃えており、幅広いサンプルサイズに対応可能。食品サンプルから環境サンプルまで、あらゆるサンプルを完全に分解し、ICP-MSまたはICP-OES分析の準備を整えることができる。

さらに、「ビジュアルライトインジケーター(VLI)」を使えば、ラボのどこからでも分解状況を確認できる。サンプル前処理システムとしては最大級のウィンドウ搭載により、分解の様子を明確に観察することも可能。完了後は、ランデータを確認し、温度を秒単位で表示し、クイックリファレンス・グラフィカルインターフェースで各サンプルが設定温度に到達したかどうかを確認することができる。レポートが必要な場合は、温度やマイクロ波出力のグラフ、サンプルデータなど、すべてのメソッド情報を含むカスタマイズ可能なレポートを簡単にエクスポートすることができる。

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