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【12月号】水分の分析計測技術の最新動向

~品質管理と対環境ニーズで出荷は堅調に推移~

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 水分測定は、品質管理や製品開発などに幅広く用いられており、その使用場面や用途によって簡易型から高精度タイプまで様々な機種がある。

 食品成分のJAS規格における測定法は、従来原理が記述されているのみであったが、近年は国際的な取引が活発化するとともに分析値の信頼性の確保の観点から、妥当性確認された測定法の重要性が問われ始めていることから、水分測定についても徐々に見直しが進むことが考えられる。

 食品中の水分含量は品質を決定付ける重要因子として、原料から製造工程・最終製品に至る様々なラインでその測定が行われている。さらに米穀類や牛乳など特定業種に至っては製品規格となっており、水分値は品質管理上だけではなく、重量取引上においてもいわゆる“水増しトラブル”などを防止するための重要なファクターとなっている。

 水分分析・計測は、その使用場面や用途によって簡易型から高精度タイプまで様々な機種がある。ラボで使用される卓上用分析計では、公定法や準公定法に基づいた機器の迅速化、自動化、高精度化が進み、種類も充実している。また、ライン用ではHACCP対応プラントなどにおいて、非接触・非破壊による計測技術が現場にあった手法として貢献するなど注目されている。

 測定方法としては加熱乾燥法、カールフィッシャー法、蒸留法、電気水分計法、近赤外分光法などがあり、使用場面や測定の対象となる食品の種類によって測定方法、条件は選択される。装置はラボや品質管理業務で利用される卓上用と、製造現場などで利用されるオンライン計測用などがあり、使用される場面や用途に合わせて多種が上市されている。


■加熱乾燥方式

・赤外線乾燥法

ケット科学研究所

・ハロゲン乾燥法

オーハウスコーポレーション

・マイクロ波加熱乾燥法

CEMジャパン

マイクロメジャー

■カールフィッシャー法

京都電子工業

三菱化学アナリテック

■携帯型水分計

オガ電子

■水分吸脱着測定装置

アイネクス


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