食品素材の記事

三栄源エフ・エフ・アイ、パーム油カロテン製品を来年1月より販売

三栄源エフ・エフ・アイは、マレーシア・ダボスライフサイエンス社とパーム油カロテン製品販売における日本総代理店契約を締結し、2019年1月より国内販売を開始する。マレーシア現地でアブラヤシからのカロテン抽出、精製、濃縮まで一貫生産したオイル製剤(カロテン含量30%)を輸入し、自社の着色料製剤(オイル製剤、乳化製剤)などに応用していくほか、代理店を通じたバルク販売を行う。

パーム油カロテンは、天然由来の抽出カロテンの1つで、黄色~オレンジ色の色調を呈する油溶性の色素。成分中にβ-カロテンのほかα-カロテンを多く含んでいるのが特徴で、着色料や栄養強化などを目的としたサプリメントなどに利用されている。

これまで国内外でパーム油カロテン事業を展開してきたライオン・スペシャリティ・ケミカルズ社が12月で撤退することを表明。これに伴い、ダボスライフサイエンス社は新たに精製濃縮の生産設備を導入して製造・供給を行うことになり、かねてから「カロチンベース」などの着色料製剤などを手がけてきた三栄源エフ・エフ・アイに白羽の矢が立ち、同社の日本販売総代理店として1月より販売を開始することとなった。

製品は、アブラヤシ由来カロテンを高度に濃縮・精製し、30%に調製したオイル製品で、ひまわり油で希釈した「DavosLife Biocarotene PMC30 SFO」とMCTで希釈した「DavosLife Biocarotene PMC30 MCT」を用意。また、同品を利用したカロテン含量1.5%の乳化製剤などもラインアップし、飲料をはじめとした幅広い食品へ販売していく。製品規格とダボスライフサイエンス社の概要は以下の通り。

【製品規格】
カロテン含量 30.0~34.5%(β-カロテン換算)
色価 7,500~8,625
鉛(Pbとして) 5μg/g以下
ヒ素(As2O3として) 4.0μg/g以下

【ダボスライフサイエンス社】
2004年にシンガポールで設立。2005年よりパーム油関連事業を幅広く行っているKLK OLEOグループ(マレーシア)に加入。傘下となるダボスライフサイエンス社は2015年からパーム油カロテンの抽出を開始し、新たに精製工場を建設することで高濃度のパーム油カロテンを供給できる体制を整えた。

関連記事

  1. コラーゲンペプチドを「トータルロコモ」素材として提案
  2. 日清ファルマ、ポリアミン酵母など新素材2品を参考出展
  3. 東北製薬グループが合弁でソルビトール生産へ
    自社のビタミン…
  4. 無水マレイン酸・フマル酸事業、製販一体に
    ―扶桑化学工業が…
  5. 減塩―つけすぎない工夫も大事
  6. 沖縄産植物素材を原料とした新ブランド「Charging Plus…
  7. ルテインと脳機能の関連―DSM、ルテインセミナー開催
  8. オリザ油化、「菊の花エキス」の尿酸値低下作用で機能性表示食品への…

食品開発展 10/3~5 開催

PAGE TOP