食品素材の記事

池田糖化、加工食品に利用しやすい粉末状の冬虫夏草(サナギタケ)を開発―自社栽培で供給

池田糖化工業は、自社で栽培した「冬虫夏草(サナギタケ)」を凍結乾燥法で粉末化した『冬虫夏草粉末』を開発した。自社で菌床栽培した冬虫夏草(サナギタケ)を原料として100%使用したもので、冬虫夏草(サナギタケ)由来のコルジセピンを0.3%以上含有している。

サナギタケは、日本をはじめアジア諸国に広く自生している冬虫夏草類の仲間。自然界では昆虫のさなぎに寄生して子実体(きのこ)をつくることが知られている。サナギタケに含まれるコルジセピンは核酸系の物質で、アデノシンとよく似た構造をしており、抗腫瘍、抗酸化、抗炎症、免疫賦活など色々な生理活性作用が文献で報告されている。また、それ以外にもβグルカン、エルゴステロール(ビタミンD前躯体)、SOD様活性成分などが含まれている。

製造はFSSC22000認証の自社工場で行う。粉末状であるため利用しやすく、特に加工食品向けに提案している。

池田糖化工業についてはこちら⇒ https://www.ikedatohka.co.jp/

オリザ油化の化粧品用素材「コスメハーベスト®ブラッククミン」、体臭抑制作用を有する旨の特許を取得

ATP・迅速検査研究会が10/17(木)に定例講演会を開催
簡易・迅速微生物検査への理解を深めるプログラム充実

関連記事

  1. 日成共益、瀬戸内オリーブ葉粉末の原料販売を開始
  2. 日成共益、「飲む美容液」としてブームの「ビーフボーンブロス」の取…
  3. 新しいスポーツニュートリションとしてケルセチンフィトソームを発売…
  4. 睡眠、リラックス訴求の新素材発売
  5. 卵殻膜粉末「Ovomet®」―「ベジコラーゲン」の商標登録が完了…
  6. citrus 爽やかさとボディ感を併せ持つ柑橘系の香り「ナチュアローム シトラ…
  7. スイーツやスポーツ分野で広がるパラチノース
  8. オリザ油化、アグアヘエキスの前立腺肥大抑制作用を新たに確認―女性…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2026

海外ツアー情報

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、セミナーなどツアーならではの企画もございます。

ナチュラルプロダクトエキスポ2025

2026年3月1日(日)~7日(土)

ナチュラルプロダクトエキスポ

アメリカ市場視察 ツアー

PAGE TOP