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前川製作所 高効率自然冷媒冷凍機をモデルチェンジ

新NewTon R-8000

●軽量化、メンテナンス性向上、輸送負担の軽減を実現
前川製作所は、高効率自然冷媒冷凍機NewTonのシリーズのうち、「F級冷蔵倉庫用NewTon R-8000」「フリーザー用NewTon F-800」、そして「C級冷蔵倉庫・製氷工場用NewTonC」、「アイスリンク用NewTonS」の4機種をモデルチェンジし、本格的に販売を開始した。

同社は、世界的に直面する地球環境問題を背景に、自然冷媒を使った省エネ型冷凍装置として2007年に冷蔵倉庫向けに「NewTon3000」を商品化し、2008年より発売を開始。その後、効率・安全性・使いやすさを追求し、用途別のラインナップを充実させるとともに、各機種3~4年を目安にモデルチェンジを行ってきた。

今回のモデルチェンジは、2016年に発表した第3世代の「NewTonR-3000/ R-6000」に採用した技術を踏襲したもので、軽量化に加え、メンテナンス性の向上、輸送負担の軽減などを実現している。

●今後に向けて
2019年10月、高効率自然冷媒冷凍機NewTonは、シリーズ累計販売台数2000台を達成。NewTonの採用により、これまでに削減したCO2排出量は、同様の設備にR-404A冷媒機器を採用した場合に比べ、2019年12月時点で160万t-CO2以上にのぼる。

現在、新型コロナウイルスの世界的蔓延がもたらした社会経済活動の制限によって、温室効果ガス排出量は一時的に減少傾向にある。1日あたりの世界のCO2排出量は4月初旬で2019年の平均値より17%減少という推計がイギリスなどの研究グループによって発表されており、日本における1日あたりの排出量は、昨年に比べて最大で26.3%減少と試算されている。また、2020年末まで制限がある程度続けば、ことし1年間の排出量は7%程度の減少にとどまると予測されている。

国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)では、世界の平均気温の上昇を1.5度未満に抑えるために、温室効果ガスの排出量を2020年から2030年の間毎年7.6%減少させる必要があるとしており、現状では、世界的な経済活動の制限によって、ようやくこの削減目標の水準に達することができるといえる。
このことは、気温上昇を1.5℃に抑えるために我々に課された目標が、非常に厳しいものであり、さらなる努力と技術革新が必要なことを示している。

同社は、温暖化対策問題と向き合う産業用冷凍・冷蔵業界のユーザーが、それぞれの使用環境や用途に応じて最適な冷却設備を構築し、環境に負荷をかけずに安定した経営を実現できるよう、NewTonをはじめとする各自然冷媒機器を今後も進化・展開させていくという。

 

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