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ケストースのプレバイオティクス機能やインスリン抵抗性改善機能試験について講演

物産フードサイエンスは、アスパック企業TRUE LABOと共同で、第75回 日本栄養・食糧学会大会において、ケストースに関するランチタイムセミナーを開催した。

「生活習慣病予防にはプレバイオティクス「ケストース」!?~プレバイオティクス「ケストース~」の機能性~

■ケストースとは何か!?~腸内細菌に対するプレバイオティクス効果の紹介~
藤田医科大学 消化器内科 客員教授 栃尾巧(物産フードサイエンス)

ケストースはスクロースとフルクトースからなるプレバイオティクス。ケストースの摂取によりB. longum を始めとしたBifidobacterium 属細菌やF. prausnitzii およびA. caccae などの酪酸産生菌が特異的に増加すると共に、酢酸や酪酸が増えることを報告。これらの作用により、アトピー性皮膚炎の改善等、様々な疾病の改善に寄与することを講演した。

■ケストースの糖尿病予備群におけるインスリンレジスタンスの改善
中部大学 応用生物学部 教授 下村吉治

肥満を伴う二型糖尿病を自然発症するOLETFラットを用いた、ケストースによるインスリン抵抗性の改善について紹介。高脂肪食摂取群において耐糖能の低下が見られた一方で、高脂肪食+ケストース摂取群では、低脂肪食群と同様のレベルまで耐糖能が改善した。また、高脂肪食摂取により高値を示したインスリン濃度は、ケストース摂取により低下することを報告。ケストースの摂取は糖尿病におけるインスリン抵抗性の改善につながることが期待できると考えられた。

■ケストースとは
スクロースに1 分子のフルクトースが結合した三糖類の難消化性糖質で、タマネギやアスパラガス、ニンニク、大麦、ライ麦など野菜や穀物にも含まれている。砂糖に似たまろやかな甘味を有し、摂食後は消化されることなく大腸まで届き、ビフィズス菌、乳酸菌、酪酸産生菌などの有用菌の栄養源となることが報告されている。

※第75回 日本栄養・食糧学会大会 7月3日(土)、4日(日) オンライン開催
(物産フードサイエンスのセミナー開催は3日)

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