食品素材の記事

バナバ葉由来コロソリン酸の新たな機能―歩行能力の向上、腰・肩の負担を軽減する機能性表示食品の受理

「バナバ葉由来コロソリン酸」を機能性関与成分とした東洋新薬の商品「バナバタブレットL」が、「軽い負荷のかかる日常的な運動と併用することで、中高年の方の加齢に伴い低下する歩行能力の向上に役立つ機能、一時的な腰や肩の負担を軽減する機能」で機能性表示食品として受理され、4月11日に公開された(届出番号:H1225)。

本件は、同社で実施したヒト試験データをもとにしたSRによる届出。機能性のメカニズムとしては、バナバ葉由来コロソリン酸が筋肉の細胞に働きかけ、筋タンパク質合成を活性化し、筋力・筋肉量が維持されることで、歩行能力を始めとする身体機能を維持することに役立つと考えられている。

「バナバ葉由来コロソリン酸」は、これまで「健康な方の高めの空腹時血糖値を下げる機能」がある旨の表示で受理されているが、歩行能力や腰・肩の負担に関しての機能では初の受理となる。東洋新薬では、バナバ葉由来コロソリン酸を含む独自素材「バナスリン®」を用いることで、歩行能力や腰・肩の負担軽減という身体機能に関わるヘルスクレームの商品開発が可能になるとして、積極的な提案を進めている。

関連記事

  1. 鶏ムネ肉プラズマローゲン摂取による認知機能低下予防作用を発表
  2. 微細藻類から新たなアンチエイジング素材・オーラン油を開発
  3. オリザ油化、紫茶エキスとマキベリーエキスに、AGEs産生抑制とA…
  4. ステビア原料相場が急騰
  5. 日成共益、「飲む美容液」としてブームの「ビーフボーンブロス」の取…
  6. 国内製造のβ-アラニンを本格展開へ
  7. アラビノース配合のピンクレモン希釈用シロップ発売
  8. オリザ油化、米国における臨床試験で紫茶の運動機能向上作用を確認

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2024 出展者募集中

PAGE TOP