㈱ニップン（ヘルスケア事業部：東京都千代田区）は、“ブドウの搾り粕”を由来とするオリジナル口腔ケア素材『ニップンマイオーラル』の原料供給をスタートする。従来品の『ニップン　パミスエキスGR』のハイグレード原料として開発した新素材。ワイン用ブドウの搾り粕から抽出・粉末化したもので、精製度を高めることで、有効成分であるオレアノール酸を高含有（30％以上）での素材化に成功した。推奨摂取量は30mg～ 90mg／日。「虫歯菌の変化率」「歯周病菌の変化率」に関しては、ヒト臨床試験データを蓄積している。前者では、19人（29～50歳）を対象に実施し、オレアノール酸摂取群（27mg／日）において、唾液中のS.mutansの増殖が抑制されることを確認。後者では、84人（20～64歳）を対象に、オレアノール酸（9mg／日、27mg／日）を単回摂取させた結果、摂取量依存的に唾液中のP.gingivalis の増殖が抑制されることを突き止めている。

続きは、本紙7月16日発行号（1816号）に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから

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