湧永製薬㈱(東京都新宿区)は6月9日、創立70周年記念式典を帝国ホテルで開催した。
冒頭、代表取締役社長の湧永寛仁氏は、「70周年を迎えることができる企業の確率を今流行りのチャットGPTに質問したところ、わずか1%未満だった。当社が70周年を迎えられたのも、ひとえに皆様の力
添えのおかげ」と感謝の意を表した。オリジナル素材『熟成ニンニク抽出液』の開発経緯について、「生ニンニクは身体に良いことが太古から知られていた一方、食べ過ぎによる胃腸障害等の課題があった。研究を重ねた結果、熟成という方法にたどり着いた」と説明。2年間熟成することで刺激成分(アリシン)の抑制や、生ニンニクになかったS-アリルシステインなどの有効成分を生み出すことがわかり、『キヨーレオピン』の販売につながったと述べた。シリーズの累計出荷数は液剤が2億本、錠剤が5億錠以上であり、海外では『Kyolic』(キョーリック)ブランドで展開していることを紹介した。
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