プロテオグリカンは関節・美容系の豊富なエビデンスを背景に、高齢者や女性層向けを中心としたサプリメントで安定した市場を形成している。プロテオグリカンを関与成分とする機能性表示食品は200品目を超え前年比2ケタ増に。関節系や美容系とともに、ヒト臨床試験による筋肉ケアへのアプローチや、アカデミアとの共同研究により、免疫調整に関する新たな知見なども報告されている。サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン原料については、近年の漁獲量減に今後の不透明感がある中、主要サプライヤー各は、冷凍倉庫の新設や新たな購買ルートの開拓など安定供給の構築に力を入れている。
青森発の産学官で世界初の量産化から16年目
プロテオグリカンは、2000年に青森県の産学官で世界初の量産化技術が確立され、2010年に原料供給が本格化、今年で16年目を迎える。
もともと牛や鯨などの軟骨を原料に、薬品を使用した複雑な工程による精製で“グラム3,000万円”の研究試料として“夢の機能性成分”だったが、2010年以後は、関節・美容系のエビデンスが豊富な点や、高い体感性を有することが評価され、北海道産サケ鼻軟骨由来を中心に市場を形成。サプリメントを中心に、国内外で採用が広がっている。
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