日本農産工業㈱(横浜市西区、045-224-3735)は、同社ブランド「ヨード卵」の糖尿病における臨床試験を実施した。
試験では、被験者に75 g 経口ブドウ糖負荷試験(OGTT)を行い、被験者の中で、インスリン分泌指数(I.I.値;OGTT30分後のインスリン増加量を血糖値の増加量で除した値)が0.4以下を示す糖尿病発症リスクを有する34名を無作為に2 群に分類。ヨード卵あるいは普通卵の摂取開始直前と、1 日1 個3 ヵ月間摂取後にOGTTを行い、0 分、30分後、60分後、120分後の血糖値とインスリンを測定してI.I.値を算出した。
結果、ヨード卵摂取群において、摂取3 ヵ月後のO G T T 30分後では、摂取前30分後に比べて血糖上昇の抑制に有意差を確認。また、両群とも摂取前のインスリン分泌ピークがOGTT60分後だったのに対し、ヨード卵摂取群では、摂取3 ヵ月後の分泌ピークがOGTT30分後に改善されたことなどがわかった。
この結果から同社は、「『ヨード卵』はブドウ糖反応性インスリン分泌能の改善による初期の血糖を抑制するとともに、インスリン抵抗性を改善することで2 型糖尿病の発症予防や発症遅延効果、治療効果を示すと考察できる」とした。また、その後の糖尿病モデル動物を使った研究では、ヨード卵の卵白が、腸管からの糖の吸収を穏やかにする働きがあることが分かったという(アンチエイジング医学-日本抗加齢医学会雑誌、Vol.10, 』6,135-141(2014))。
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「ヨード卵」で血糖上昇抑制を確認
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