「ブレインフーズ」市場構築へ
医家向けルートへの提案進む

　ここ数年、認知症、アルツハイマー病をはじめADHD（注意欠陥多動性障害）、睡眠・記憶力・集中力低下、ストレスといった、いわゆる「脳トラブル」対策としてTVゲームや書籍などの分野に大手企業が参入、
活況を呈している。
　そうした中、健食市場では「ブレインフーズ」として、ヤマブシタケやPS（ホスファチジルセリン）、バコパモニエラ抽出物、ガングリオシド、ビンカマイナー、米抽出物、DHAなどでバックデータの蓄積が進んでいる。
　一方、取扱各社は十分な説明が必要な商材であることから、従来の通販や店販ルートに加え、医家向けルートへの提案を強めている。
　
　ヒット商品不在の中、新たなカテゴリーとして成長する可能性を秘める脳サポート素材の市場とその将来性が注目される。