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連載【追跡話題】米国中心に広がるCBDの熱狂、国内でも商流拡大!

ヘンプ由来の有効成分CBDを配合した商品の流通が広がりを見せている。サプリメントのほか、化粧品、飲料、一般食品など様々な用途で利用が進み、自然食専門店のみならず、エステ、通販、MLMなど多様なチャネルへ商流が拡大。原料サプライヤーの取り扱いも拡大している。メディアでの露出も増えており、先月は、週刊ダイヤモンドが「大麻特需がやってくる」と見出しを打ち、WEB連載を実施。CBD市場の拡大に期待が膨らんでいる。一方で、10月末、国内大手のメーカーが品質面の問題から一時販売を停止すると発表。業界関係者の間では、その安全性、品質管理基準について、関心が高まっている。

2019年、アメリカを中心にヘンプ由来の有効成分CBDを配合した商品の流通が拡大した。同国では、サプリメント、化粧品、ペット用品など幅広い用途で利用が進み、飲料やネットワーク系の大手メーカーが市場へ参入。

CBD専門店だけでなく、GMS、MLM、通販、飲食店など幅広いチャネルで商品が流通している。日本においても、法規制の対象外であるヘンプの「成熟した茎」「種子」から抽出したCBDを配合し、液体クロマトグラフィ(HPLC)法により規制成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)の除去が確認された商品が輸入され、大手ECモール、自然食専門店などで流通している。

原料サプライヤーや受託メーカーの間でもCBDの取り扱いは増えており、10月の食品開発展では、サプリメントのほか、飲料、プロテイン、チョコレートなど様々な用途での提案が見られた。スポーツニュートリション分野では、アスリートの睡眠改善や緊張緩和といった用途でのニーズが高まっており、プロスポーツチーム、選手と専属契約を結ぶCBDメーカーも見受けられる。

また今年9 月頃より、キャナウェイやヤンジェヴィティなど外資系ネットワーク大手の国内参入が相次いでおり、MLMでの展開も広がっている。メディアでの取り扱いも増え、業界紙のほか、女性誌や経済紙・誌、アスリート向け媒体など一般メディアでの露出も進む。週刊ダイヤモンドは11月、「グリーンラッシュがやってくる」と題したWEB連載を実施。

「大麻特需がやってくる!新たな金脈を前に日本はどうする!?」と見出しを打ち、海外でのCBDビジネスの熱狂ぶりと国内での商流について紹介。大学教授による学術セミナーに専門メーカーの他、官僚、大手メーカー、総合商社関係者が姿を見せている様子などを取り上げた。

CBDへの期待が高まる一方で、国内CBD最大手のエリクシノールは10月25日、豪州エリクシノールグローバル社の調査で、米国より日本へ輸出されている原材料および製品に「日本国内の規定を満たしていない可能性」があったと発表。

同社は、米国エリクシノールが発行する輸入時の提出書類及び、米国第三者機関によるカンナビノイド分析結果書を確認した上で輸入している認識でいるが、詳細な調査結果が確定するまで、一時販売を停止するとしており、今後のアナウンスが待たれている。

 

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