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特集 サラシア属植物

腸内環境改善・抗アレルギーで期待
 サラシア属植物』は、サラシアオブロンガ(S.oblonga)、サラシアレティキュラータ(S.reticulata)、サラシアキネンシス(S.chinensis)など数種に分類され、インド・スリランカからタイ・ベトナムなど東南アジアの熱帯地域に広く分布する。
 インド・スリランカで5,000年にわたって実践されている伝統療法アーユルヴェーダ医学では、約2,000種類以上生育するといわれる薬草・薬木の中でも、血糖値抑制などで体感性の高い素材として、過去数百年以上にわたって利用されてきた。


 この体感性の高さに1990年代後半より、森下仁丹、塩水港精糖などの各メーカーが着目し、α-グルコシターゼ阻害活性にもとづく抗血糖や脂肪吸収抑制などに関する研究が進むとともに製品化も始まった。
 とくにここ数年はメタボ対応素材としての展開が注目され、健食業界へ本格参入した富士フイルムの『メタバリア』をはじめとして、サラシア属植物の健康食品素材としての展開に期待が集まっている。

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