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【プラントベース】代替食に加え、機能強化などの付加価値提供

プラントベース商品のバリエーションが広がっている。代替ミート以外ではスイーツやエッグ、フィッシュ、マーガリン、ミルクなどの商品化が進んでいる。今春、エンドウ豆を使った国内初のプラントベースヨーグルトも登場する。大手コンビニや外食チェーンによるメニュー化も相次ぎ、プラントベースは国内でも身近な存在になりつつある。ブランドオーナーは、日本の市場特性を考慮したブランディング戦略を本格化。タンパク質や食物繊維、植物性の美味しさ訴求、製造工程の課題解決に向けた取り組みなど、代替という概念にとらわれない新しい価値の創出に取り組んでいる。

国内市場、Z世代やインバウンドに商機

健康博覧会ビジネスセミナー「プラントベース・ヴィーガンのビジネスの今」が2月20日に行われ、べジプロジェクトジャパン代表理事の川野陽子氏がプラントベース分野におけるマーケティング手法について解説した。
商品開発では、スタンス決めが重要であることを説明した。「ヴィーガンは様々な考え方があるため、人によって正解不正解が異なる」と指摘、NG食材やコンタミに注意するといった共通ポイントを外さないことがポイントとした。農産物の生産方法のほか、原料はどこまで確認する必要があるのかについても言及、「あまり難しく考えないでほしい。認証団体が示す基準に沿う方法のほか、メーカーが独自で決めても問題ない」と述べた。

続きは、本紙3月6日発行号(1782号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから

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