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特集【緑茶】(第1158号)

「アンチメタボリック素材」として再認識
日本人の食習慣には馴染みの深い緑茶―― 。しかし、緑茶中の代表的な健康成分であるカテキンが脚光を浴び、健康食品や飲料、化粧品の開発が進んだのはごく最近のことだ。その意味では古くて新しい素材の代表といえる。カテキンを応用した製品開発はまず健康志向の緑茶飲料市場で始まり、それが健康食品、化粧品市場へも飛び火した格好だ。体脂肪減少を訴求した製品を中心に、抗酸化、口腔衛生など応用範囲は徐々に広がりつつある。体脂肪に関連するところでは、折しも日本人の成人の約2,700万人がメタボリック症候群の有病者あるいは予備軍であることが発表された。これを受けて健康関連の市場ではいま「アンチメタボリック」が最もホットなキーワードとなっている。緑茶の代表的成分であるカテキンに対する注目度も俄かに高まりつつある。

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