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【ウコン】関節ケア・認知機能対応で、ウコン市場拡大に期待

アルコール・二日酔い・肝機能対策の大型素材として一大市場を形成してきたウコン。主軸のドリンク製品は、コロナ禍における外食・飲酒機会の減少は市場に大きなダメージを与えたが、2022年以降、回復基調に。加えて、関節・ひざサポート、記憶力・注意力の維持、疲労感軽減などの領域では、機能性表示食品が続々受理されており、原料サプライヤー・CDMO各社では、吸収性向上、クルクミン高含有品などのハイグレード原料の開発を進め、新たな市場構築を狙う。

ドリンク2強、若年・女性層開拓に照準『ウコンの力』シリーズは累計販売量15億本超

新型コロナウイルスの感染拡大、外出自粛による飲酒機会・交流の減少などを背景に、200億円(2020年〜2021年)を割り込んだウコン市場は、2022年以降は回復基調に。今回の本紙調査では、ピーク時に
は及ばないものの、250億円のマーケットサイズを堅持していることがわかった。市場の大部分を占めるドリンク製品の盛り返しに加えて、機能性表示食品を中心に、関節サポート、脳機能対策(記憶力・
注意力の維持)分野での製品化が進んだことが背景にある。市場をけん引する、ハウスウェルネスフーズ(ウコンの力)、ゼリア新薬工業(ヘパリーゼ)のドリンク2強の状況見ると、両社とも、新商品投入、新成分配合で差別化を図り、次世代ユーザー(若年層・女性層)の開拓に舵を切る。

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