日本薬科大学（丁宗鐵学長）は今年 4 月から、漢方やアロマテラピー、サプリメントなど補完医療の実践的知識を学ぶことのできる「漢方アロマコース」を開講する。文部科学省が新たに始めた「職業実践力育成プログラム」として文科相に認定されたもの。医療従事者のほかこれらの分野に興味を持つ社会人などを対象に募集する。今月20日には開講記念講演と説明会を同大お茶の水キャンパスで行う。

　カリキュラムは丁学長による「漢方診断学」や、ヨガ、温泉学、薬膳、アロマテラピーなど。外部から17人の講師を招くという。「健康食品」については日本健康食品規格協会の池田秀子理事長が講義する。
　座学だけでなく体験型のプログラムを用意。軽井沢や秩父で体験講座も行われる。16年 4 月～17年 3 月の通期受講料は15万円。定員50人。月 2 ～ 3 回、同大お茶の水キャンパスを中心に、日曜日に開講する。スポット受講（ 1 日5,000円）も可能。同大によると、すでに「一般の方を含めて複数の申し込みが来ている」という。「来年以降も継続して開講したい」としている。今月20日には、開講記念講演会 な ら び に 説 明 会 を 実 施 。 丁 学 長 が「漢方と食事」と題して講演する。問い合わせは 048-721-6129まで。