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【特集】大阪府 産学官連携充実、医療健康分野への取り組み活発化

 古くから「商人の街」として知られ、日本経済を牽引する大阪には、それを支える優れた技術力を持つものづくり企業が数多く集積している。なかでも江戸時代に幕府より与えられた特権で、中国から輸入された唐薬種や日本で採れる和薬種を適性検査し、全国に販売していた歴史的な背景から、府下には製薬メーカーをはじめ、製薬に端を発した健康食品・化粧品の原料メーカー、受託メーカーなど日本を代表する数多くの企業が本社を構えている。大阪府では近年、伝統に培われたこれらライフサイエンスに関する技術を結集し、成長戦略の1つに「医療健康産業の育成」を掲げ、産学官連携の下、先端医療分野から健康寿命延伸産業まで、多角的な取り組みを推進している。



医療健康産業の育成、
成長戦略の柱に

 大阪府と大阪市では、2020年までの成長目標を掲げ、実現に向けた取り組みの方向性を示す「大阪の成長戦略」を策定している。この中で、「強みを活かす産業・技術の強化」を掲げており、その 1 つとして「生活支援型サービス産業・都市型サービス産業の強化」を推進している。ここでは、「健康寿命の延伸」と「幅広い関連産業の創出・育成を」めざす「大阪府市医療戦略会議提言(2014年 1 月)」をふまえた具体的な取り組みとして、①高齢者関連サービスなど健康医療産業の振興、②健康食品の機能性表示に関する国制度の活用に向けた取組み、③幅広く厚みのある産業を支える対事業所向けビジネス支援サービスなど都市型サービス産業・・・
(詳しくは9/21発行・第1604号で)



トップランナーに聞く①:化粧品受託メーカーの国内最大手、業界”世界一”目指す
日本コルマー㈱
代表取締役会長  神崎友次 氏
トップランナーに聞く②:次なるスーパーフード「モンクフルーツ」で、世界でも存在感
サラヤ㈱
代表取締役社長  更家悠介 氏
豊富なエビデンスで差別化に成功
『エンザミン』の製品OEMが伸長
エンザミン研究所
医薬部外品のOEMに定評、
新工場稼働で生産能力も大幅増強
ミリオナ化粧品
ドリンク日産最大75万本に対応可能
機能性表示対応も
田村薬品工業
低糖度・低カロリーの「寿酵素」、
スティックゼリーのOEMも開始
コトブキ薬粧
今期順調な滑り出し、
海外比率増目指す
東洋ビューティ
自社ブランド展開からOEM供給まで
新工場建設で生産キャパ3倍に
ファイン
Bリーグチームへのスポンサー契約など、
新たな取り組みを相次いで発表
大和酵素
e-エキス、スーパーフードPMなど
新素材開発を加速
日本粉末薬品
特許取得素材「ガニアシ」
用途開発進む
カイゲンファーマ



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