「健食・化粧品」が牽引、
道バイオ産業631億円（前年度比6.1％増）
機能性素材の宝庫・北海道 ――。タマネギ、シソ、クマ笹、植物発酵エキス、アマニ、アスパラガス、大麦若葉、霊芝、プラセンタ、サケ由来の核酸、プロテオグリカンなど、豊富な自然資源を活用した機能性素材を国内外に発信する。北海道経済産業局によると、健康食品を含む北海道バイオ産業の平成27年度・売上高は、前年度比6.1％増の631億円となった。牽引する「健康食品・化粧品」は、同比6.5％増の272億円と全体の底上げに大きく貢献。海外進出が増え、“北海道ブランド＋健康機能”は海外でも高い評価を得ている。同局では、「農業・食品産業の高付加価値化」「健康増進・疾病予防」「グローバル展開」をキーワードに、北海道の新産業として大台の1,000億円市場を目指す。運用3年目の北海道が認定する独自の機能性表示制度「ヘルシーDo」は、37社・71品目となり、今年は同制度と機能性表示食品のダブル表示商品も登場した。
道内企業、4割が海外進出
600億円台に到達した北海道バイオ産業。平成11年の調査開始時に比べ、6 倍以上の規模に拡大し、従業員数も 5 倍近く増加した。道内バイオ産業が地域経済や雇用を支える産業に成長している。分野別では、「機能性食品・化粧品」の売上高・・・
（詳しくは9/21発行・第1604号で）
道内拠点に、健食・化粧品の受託展開
ヘルシーDo認定4品、サポート事業も
活里
無農薬・自社栽培、道産アガリクスを供給
十勝産“山ワサビ・ジャガイモ”も注目
まりも製薬
道内バイオ産業を牽引
エビデンス充実で、海外市場も伸長
アミノアップ化学
ヘルシーDoの受託加工で実績
非分解プラセンタ原料の増産体制強化
天然科学研究所
伝統製法「自然発酵」で差別化
植物エキス発酵飲料、原料・OEM展開
ケルプ研究所
品質を徹底追求、北海道産霊芝
美唄工場が本格稼働、原料・OEM対応
北海道霊芝
北海道からアジア進出をサポート
エルシックス
独自製法・タマネギドレッシングが人気
に「記憶障害改善作用」で特許も
北海道バイオインダストリー
GLP及びGCP遵守の受託研究機関
トクホ・機能性表示、実績多数
新薬リサーチセンター
生活習慣関連の臨床試験が得意
臨床薬理センター、専従スタッフで対応
クリニカル・サポート・コーポレーション
道内・老舗酵素メーカー
海外からも注目
大高酵素
サケ白子DNAを徹底追求、付加価値品に
道産大麦若葉、栽培・加工まで一貫体制
日生バイオ
ウェブ上では一部を公開しております。記事全文は紙面をご覧ください。
「健康産業新聞」 購読案内
毎月第1週、第3週水曜日発行
年間購読料21,600円（税込）
（1666円／月）
【申込受付開始】10月下旬刊行 「受託製造企業ガイドブック2017年版」
2012年版を全面改定し、新たに「機能性表示食品への対応」を追加。各社の概要、特色、業況、連絡先がこの一冊に。
